10.その他の配筋
階段の配筋(施工)順序
    ① ピッチの割付け
    ② 流し筋の配筋
    ③ 段鼻筋を預ける
    ④ いなずま筋を配筋し、段鼻筋と結束
    ⑤ 段押え筋の配筋
    ⑥ 踊り場の配筋
    ⑦ スぺーサーブロックの配置
となります。階段の配筋(施工)で特に気をつけることは、かぶり厚さの取り方です。
●コンクリー卜プロック帳壁との取合い
階段の配筋
梁貫通孔
( MH型及びM)
( H )
補強筋は、主筋の内側に配筋するのを原則とします。やむを得ない場合には、外側とすることができます。

孔の上下方向の位置の限度は、下図のようになります。中心位置の限度は、柱や直交する梁(小梁)の面
から原則として1.2D (D :梁せい)以上離します。また、孔が並列する場合はその中心間隔は孔の怪の平均
値の3倍以上とします。
定着長さは、下図になります。ただし、孔の径が梁せいの1/10以下、かつ、
150mm未満のものは補強を省略することができます。
その他の補強について
コンクリー卜ブロック壁が土間コンクリート上に設置される場合
●機械吊上げ用フック
●打増し補強 ()内の数値は壁の場合です。
納まりや意匠上の関係からやむを得ず打増しをすることがあります。「標仕」では,打増し幅が 70 (50) mm以上の
場合に打増し補強をすることになっています。これは、打増しの幅が大きすぎるとコンクリート表面にひび割れを発
生しやすくし、はく落する可能性がでてくるからです。

なお、200mmを超える場合には、構造の担当者と相談するようにします。
梁(地中梁も含む)
●土間スラブの打継ぎ補強
●土間コンクリー卜の補強
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